浮気調査の契約をする際に確認したい10個の注意点とは?
探偵に浮気調査の依頼をするとき、必ず契約書を取り結ぶ必要があります。
浮気問題をすぐにでも解決したい、ということで契約書をよく見もせずに契約してしまったら、のちのちトラブルになりかねません。
契約書の内容はきちんと確認する必要があります。
今回は、正式に契約を結ぶ前に確認しておきたい契約内容について簡単にご説明します。探偵に浮気調査を依頼しようと考えている方は、本記事をぜひチェックしてみてください。
探偵の浮気調査。契約内容で必ず確認しておきたい注意点とは?
今回は、探偵に浮気調査を依頼する前に確認しておきたい、契約内容を10点ご紹介します。1 契約書の作成と説明はあるか
探偵が調査を行うときは、必ず契約書の作成と、内容の説明を行うことが探偵業法で義務付けられています。
それがない探偵には、浮気調査を依頼しないようにしましょう。契約書は内容をきちんと確認したうえ、担当の弁護士などがいる場合は、弁護士に確認してもらっておくと安心です。
2 料金の内訳、料金プラン
浮気調査の料金プランは、探偵事務所によって大きく異なります。どういった料金プランで、どういった料金の内訳になっているのか、がきちんと契約書に記載されていることを確認しましょう。
また、料金が高額すぎると感じた場合は、他の探偵事務所にもあいみつをとるようにしましょう。探偵事務所選びのさいに、ネットでの評判などだけを見て決めてしまうのは危険です。かならず少なくとも数社を比較して決定するのが良いでしょう。
3 調査の成功条件
調査料金の支払いは、調査の成功後、となっているプランもあります。
そういった場合、調査の成功とは何か、を明確にしておく必要があるでしょう。浮気相手の素性を突き止められたら成功なのか、浮気現場を写真でおさえることができたら成功なのか、人によって認識が異なることもあるでしょうから、きちんと書面で残しておく必要があるのです。
浮気の証拠をおさえて慰謝料請求(相場は50万〜300万)をしたいと考えている場合は、不貞行為の証拠を押さえる必要があります。
裁判で有利になる不貞行為の証拠というのは、密室にふたりが一定時間入っていた、ということがわかる証拠(ラブホテルの出入り写真や、浮気相手の自宅への出入り写真)となります。こういった証拠をきちんと押さえられるのか、を契約前に確認しておきましょう。
4 料金の支払い方法
料金の支払い方法についても確認しておきましょう。
調査終了後振込で行うのか、慰謝料が入った後の支払いか、分割払い、カード払いは適用できるのか、などをきちんと確認しておきましょう。
5 車両台数、調査員の人数
調査員の人数や車両台数は、調査範囲やプランによって決まり、必要となる人員や車両数にあわせて料金も変わってきます。ですから、このあたりはしっかり確認しておく必要があるのです。
6 調査期間と、一日の調査時間
かかった時間によって調査料金が変わってくるという料金プランを採用している探偵事務所はたくさんあります。
ですから、調査の期間と、1日の調査時間についてはしっかりと確認しておく必要があるのです。
7 調査日時の変更が可能か
例えば、日時を指定して調査を依頼していたけど、その日は調査対象と自分自身が出かけることになった、などの場合、その日に浮気の証拠を押さえられることはほぼないでしょう。
そのまま調査をしても無駄になってしまいます。
そんな場合のために、調査日時の変更が可能か、についても事前に確認しておきましょう。
8 追加料金が発生するか
探偵事務所との間でよくあるトラブルは、「追加料金が発生するなんて知らなかった」というものです。
どういった追加料金が発生する可能性があるのか、についてはきちんとヒアリングし、書面に残しておきましょう。大切なのは書面に残しておくことです。口頭の確認だけでは言った言わない、の争いに発展してしまう可能性があります。
9 キャンセルする場合どうなるか
依頼そのものをキャンセルすることになった場合、すでに調査日程を押さえていたり、調査に着手したりしていて、その分のキャンセル料が発生することもあります。
キャンセルすることになった場合、キャンセル料はどのくらいかかるのか、についても確認しておくべきでしょう。
10 調査報告書を出してくれるか
浮気調査をする場合、通常、探偵は浮気の調査報告書を作成してくれます。
調査報告書には、何時にどこでどのような調査を行なったのか、が詳しく記載されます。調査報告書は裁判でも使えるものですから、正確さが求められます。
探偵と契約する前に、どういった形式の調査報告書を出してくれるのか、それは裁判で有益な証拠となり得るか、についても確認しておく必要があるでしょう。
まとめ
浮気調査のとき、契約で注意するべき点をご紹介しました。
浮気調査は、比較的安価であってもそれなりの金額が必要となります。
どの業者を使うか、という検討は、時間と気力を要しますが、調査が始まってから後悔しないためにも、じっくりと契約内容を吟味することをおすすめします。