職場の人がストーカー?社内ストーカーについて知る!

職場のストーカー対策、社内ストーカーの被害から逃れるには?

職場の社内ストーカーの被害から逃れる方法とは?

ストーカー被害の本当の恐ろしさは被害に遭って始めて分かると言われています。 それほど、誰かにストーカーされるというのは恐ろしいということなのかもしれません。


また、ストーカー被害というのは、誰もが被害者になる可能性があります。
普通に生活していただけなのに、ある日、突然ストーカーされてしまうという現実が起こりえるのです。


街ですれ違っただけ。
別れたはずの恋人。
一方的な片思いを抱かれた結果。


そして、たまたま同じ職場で働いていただけといった状況によってストーカーをされてしまうという事は決して珍しい話ではないのです。
そんな時、私たちはどのようにして自分を守ればいいのでしょうか?
今回は職場におけるストーカー対策について紹介していきます。


社内ストーカーとは?


社内ストーカーという言葉を聞いた事がありますか?

これは、同僚や上司といった同じ職場で働いている人にストーカーされる事を言います。


同じ職場という事もあり、ある意味で勤務中は逃げ場がありません。
一日の大半の時間を過ごす職場にストーカーがいるというのは、大きなストレスになります。


中には、無視すればいいと簡単に考える人もいるかもしれません。
しかし、問題はそれほど軽くはありません。
それは、実際の被害を見てみると分かるはずです。


では、実際どのような被害があるのでしょうか?
社内ストーカーをされると、以下のような被害を受ける可能性が高くなります。


  • 仕事中、プライベート関係なく、大量にメールや社内チャットのメッセージを送ってくる
  • 出勤時、退社時などに待ち伏せし、ついてこようとする
  • 勤務中に無駄に話をしにくる
  • 物理的に接触してくる
  • 社内の従業員情報などから被害者の個人情報を抜き取る

同じ職場で働いている以上、完璧に無視する事はできません。なぜなら、仕事に支障がでてしまうからです。
ストーカーも、その点を理解しているので、仕事に絡めて話しかけてくる事が多くなります。そうなれば、無視はできません。


また、同じ職場で働いているという事は、社員情報の閲覧もできる環境にあるといえます。
これによって、ストーカーは簡単にターゲットの個人情報を知る事ができるのです。


知っておきたい社内ストーカー対策とは?


ここまで、社内ストーカーされた場合の被害内容について紹介してきました。


そこで、次に必要となる知識が、万が一被害に遭った時、とどうすればいいのか?ということです。


社内ストーカーの被害に遭った時には、次のような対策があります。


  • 業務に必要な会話以外で接触を持たない
  • 社内であっても二人きりの状況を作らない
  • 直属の上司や、部署が違う場合はストーカーの上司にも報告、相談する
  • 社内にハラスメントの相談窓口があれば相談する
  • 他に取れる手段がない場合、退職、転職、転居する

社内ストーカーへの対策は大きく二つに分ける事ができます。
一つが、極力接触しないようにするというもの。もう一つが、周りに助けを求めるというものです。


完璧に接触しないようにするというのは、同じ職場で働いている以上、現実的ではありません。
しかし、接触を減らすという事は意識していれば、実践できない事ではありません。


大切なのは、少しでも接触する機会を減らすという事なのです。


また、周りに助けを求めるというのも、大切な選択肢といえます。
職場環境で波風を立てたくないという人もいるかもしれません。
しかし、問題が深刻化する前の行動が大切だという事を忘れないで下さい。


ストーカー被害の恐ろしいところは、時間が経てば経つほど、ストーカー行為がエスカレートしていくという点にあります。
事態が深刻化する前に行動する事で、相手への牽制になるケースもあるので、一人で悩んでいるぐらいであれば、信頼できる社内の人に相談するようにしましょう。


相談できる窓口とは?


上記の対策を行っても効果がでないという状況もあります。つまり、ストーカー行為が止まらないという場合です。
このような場合には、然るべき場所に相談する必要がでてきます。


それが、警察や弁護士、探偵などです。
警察や弁護士は分かるけれど、なぜストーカーの相談に探偵?と思う人もいるかもしれません。


しかし、ケースによっては警察に相談する前に探偵に相談する事で、その後の進展が変わってくる場合があるのです。
警察に相談しても、事件性がない場合、警察が本格的に動く事はありません。


そして、この「事件性」というものが問題となります。事件性があると判断できるだけの材料や証拠を集める必要があるのです。
しかし、素人がそう簡単に集められるものではありません。そこで、被害の証拠や材料集めを探偵に依頼するという人が増えているのです。


実際、探偵へのストーカー被害相談は増えています。


警察が動いてくれないからといって、何もしなければ被害が深刻化してしまう可能性が高まります。
もし、身の危険を感じているのであれば、一刻も早く解決しなければいけません。
その解決のために、探偵が力になってくるという事は覚えておきましょう。



まとめ

同じ職場で働いている人がストーカーになる。この状況は、とても危険です。
相手に簡単に個人情報を知られてしまう可能性が高いうえに、どうしても完璧に無視する事ができないからです。


本気で逃げようと思えば、職場を離れるしかないと思うかもしれません。しかし、それは本当に最終手段です。
いざとなれば、仕事を辞めるという選択肢もあるかもしれません。しかし、それによって自分の人生が大きく変わってしまう可能性もあります。


仕事を辞める前に、できる事は意外に少なくありません。自分でできる対策を打ち、社内の信頼できる人に相談する。それでも駄目なら、然るべき場所に相談する。
一番、いけないのは行動しないということ。
繰り返しますが、ストーカー行為は時間が経つほどエスカレートしていきます。


自分を守るためにも、早めの決断と行動が大切だという事を忘れないで下さい。


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