やってはいけないストーカー対策とは?危険を招く行動を解説

ストーカーは、誰でも被害にあう危険性のある犯罪です。
元恋人や知人がストーカーになる場合もあれば、喋ったこともない人がストーカーになる危険性もあります。
ストーカーにつきまとわれるような被害にあってしまったら、一刻も早くストーカーをやめさせたい、と大抵の方がお考えになるかと思います。
ですが、焦って間違った行動をしてしまっては、被害を拡大させることにもなりかねません。
ということで今回は、ストーカー対策としてやってはいけない、危険な行為とはどういったものか、を解説していきます。
やってはいけない危険なストーカー対策とは?

ここでは、やってはいけない危険なストーカー対策を6つご紹介していきます。
ストーカーを攻撃する
ストーカーはあなたを付け狙い、個人情報を盗もうとしたり、四六時中つきまとったりします。
そういったストーカーに対して、恐怖や嫌悪感を感じるのは、自然なことでしょう。
しかし、だからといってストーカーに対して暴言を吐いたり、物を投げつけたり、といった加害行動をとるのはやめておきましょう。
被害にあったから仕返ししただけだ、という気持ちでも、ストーカーが逆上してさらなる攻撃を仕掛けてくる可能性がありますし、加害者として逆に訴えられかねません。
近づこうとする
ストーカーが誰か心当たりがない場合、近づいて素性を突き止めたいと考えるかもしれません。
また、ストーカーをしているという証拠を残すために、近づいて写真をとりたいと思うかもしれません。
しかし、その行動も、ストーカーの都合がいいように解釈されかねません。
親しくなろうとして近づいてきた、なんて勘違いをされることも考えられますから、むやみに近づこうとするのはやめておいた方がよいでしょう。
ストーカーの行為に過剰反応する
ストーカーには様々なタイプがいますが、自分の存在を認識してほしい、という気持ちを抱いているストーカーもいます。
そういったタイプのストーカーにとって、ターゲットがなんであれ反応してくれた、というのは嬉しいことなのです。
過剰に反応するのは、犯人を喜ばせることにもつながるのでやめましょう。
とはいえ、ストーカーにつけねらわれている状態で、平静でいられる人の方が少ないですよね。
ひとりで抱え込んで悩むより、警察に相談し、親しい信頼できる人にも事情を打ち明けましょう。
SNSで被害情報を発信する
たとえリアルと紐付いていないはずの匿名のアカウントでも、ストーカーがあなたのSNSアカウントを監視している可能性は捨てきれません。
SNSを通じて、ストーカーに狙われている、ということを発信することは避けておいた方がいいでしょう。
ストーカーが逆上して、過激な行動に出る可能性があります。
専門家ではない第三者を巻き込んで、付き合っているふりをしたり交渉しようとしたりする
専門家ではない第三者を巻き込むのは危険です。
友人や家族などに相談して、付き合っているふりをする、などという対策をしたらどうなるでしょうか?
下手をすると、その恋人のフリをしている第三者がストーカーから攻撃されてしまう可能性もあります。
被害を拡大させないために、第三者を巻き込んで行動するのは控えましょう。
一人でストーカーと話し合おうとする
ストーカーだって人間なのだから、話せばわかってくれる、と自分で交渉することは避けましょう。
一対一で連絡をとりあってしまえば、ますますストーカーは勘違いし、ふたりが両思いだと思い込む可能性もあります。
二人で会うことは第一に避けるべきですし、人目から離れる個室などは問題外です。
まちがってもストーカーと一対一で会うなんてことは、しないでおきましょう。
さいごに。まずは警察に相談してみよう!
今回は、やってはいけない危険なストーカー対策を6つご紹介しました。
ストーカー対策でもっとも大切なことは、早めに警察に頼ること、です。
証拠がない場合、警察に取り合ってもらえない可能性もありますが、証拠がある場合、警察は動いてくれます。
どうせ警察は何もしてくれない、と諦めるのではなく、まずは一度警察を頼ってみましょう。
警察を頼ることで接近禁止命令などが出て、ストーカーがあなたに近づけなくなる可能性もあります。