探偵社、興信所を営むには、探偵業法に沿って、警察署に書類を提出するだけとなっています。
そのため、誰でも探偵業者の登録を行うことができるため、日本の探偵業者は、優良な探偵事務所から悪辣な探偵事務所まで、実にピンからキリまで存在します。これらの探偵業者を比べて採択するために、最もよく使われるのが料金についての比較です。
例えば家電を買う時、商品情報を集めて価格や機能を総合的に比較し、
購入する物の候補を選定したりしませんか?
- 値段に比べて質はどうか?
- アフターフォローはあるか?
- かゆいところまで届く機能(サービス)はあるか?
こうしたことを考えるでしょう。
探偵や興信所も同じように、 自分で電話帳やHPなどから情報を収集し、
比較や検討の上で、信頼のおけるところを選び出す必要があります。
無駄なく、探偵に依頼する目的をはっきりさせること
探偵の選び方の基本として押さえておきたいのは、調査料金等をしっかり教えてくれるところに依頼するようにするということです。
知りたいのは金額だけではなく、調査員の人数、1日何時間の調査を何日間行うのか、といった点です。調査料金についても、着手金がいくら、諸経費がいくら、成功報酬がいくらといった具合に項目ごとに金額を把握しておくことが大切です。
また、成功報酬が設定されている場合は、成功条件も聞いておかないと、後々トラブルになる可能性があります。
調査料金で他にも注意するべき点は、追加料金の存在です。追加料金は、調査時間を延長した場合や、調査中にかかった経費などがあてはまります。
追加料金が発生する条件などは、契約書に記載されています。その為、見積もりをもらって契約する、という手順を踏む際には、必ず契約書をよく確認をして下さい。
契約書にある金額と、見積書にある金額に差が出ていることがありますので、ご注意下さい。
調査依頼をしようとしている人の中には、浮気調査や盗聴器発見調査などで、
急いで調査をしてもらいたいと思っている人が多いため、これらの料金で気をつけてもらいたいチェック項目を見逃してしまう人もいます。
調査料金を安くあげるコツと調査の目的
なお、調査料金を抑えるには、無理のない範囲で、依頼しようと考えている対象者に関連するデータをできるだけ用意しておくと良いです。
これは、前もって探偵に調査を依頼する前に集めておく事で、無駄な調査を少なくする事が出来る為です。
例えば、対象者が浮気をする日時が分からなければ、怪しいと感じる日すべて調査をしなくてはいけません。
しかし浮気する日がある程度絞り込めることができれば、調査する日を絞ることができるでしょう。
調べたいことの周辺情報や、対象者のデータを集める以外にも、どういう目的で調査をするのかを明確にしてから依頼することも大切です。
何故目的を明確にする必要があるのかというと、必要な調査の取得選択ができるからです。
依頼する際には、感情的にならず、冷静に抱えている問題を見つめる必要があります。
そうすると、その目的を達成するために必要な調査を選択できます。
あれもこれも調べようとすると、料金がどんどんかさ増しされてしまいますし、結局なにがしたいのか分からないことにもなりかねません。
最初から、証拠を得る為にはどの位の料金が必要なのかをしっかり教えてもらい、
料金的に無理であると感じたら依頼しないというのも選択肢の一つですので、その場合には、他の方法を考えてみましょう。
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